カテゴリー別アーカイブ: 歯話紀行

注目のBOSTON

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西部 松坂選手のボストンレッドッソックス移籍も決まり、朝のワイドショーでも何かと話題となってるボストンについて取り上げられていた。町並みの紹介などもされ、2000年に研修でいった土地でもあるため随分と懐かしく思いまだしました。私たちの勉強会もこの地で発祥したため、BOSTON5と命名し早いもので6年がたちます。この間、メンバーによる学会発表や、講演会の企画など切磋琢磨しメンバーのスキルアップを図りました。小雪舞い降りる、先週の、北海道でのクローズの会員発表では、新しい考え方や 手法、また自分の臨床の過去を振り返った内容など多義に及ぶ内容でした。今回はじめての参加者、発表する先生もいて、毎回新鮮な内容で、盛り上がり、活発な意見、質問も交わり、クローズならではの会となりました。確か6年前のボストンも11月の終わりでしたが、雪が降ってきたことを思いだしました。小雪降る札幌で、忘年会もあわせ行いました。メンバーの木村先生のご案内で、隠れ家的な居酒屋へ、北海道の幸を満喫できました。私たちのグループは年2回の講演会を開催してます。一つはメンバーだけのクローズの会、もう一つはオープン例会と言って、多くの参加者を集うっての会です。来年4月には既に2名の著名なメインスピーカーも決まり、BOSTO5初めての大型の講演会を企画しています。
会場は 上野のヨシダさんの好意で研修会場を借りることが出来ました。幹事は小生が行なうこととなってます。参加者は100名程度を予定してますので、是非皆様のお力をお借りして素晴らしい会を企画したいと思ってます。近日中にHPや学会誌などでも紹介したいと思ってます。
日時は2007年4月22日 日曜日 場所上野 株式会社 ヨシダ
以上は決定しております。

第一回 グリーンに集う会に参加して

 昨日 絶好の天候に恵まれ、千葉県 船橋CCにて、ゴルフコンペが行なわれました。今回は ノーベルバイオケア、歯科機材の株式会社ヨシダさんの共済で、山崎先生、岡田先生の発起で企画されました。会場は 山崎先生のホームコース、船橋CC、会場45年の名門コースです。参加者は そうそうたるメンバーで日本の歯科会を代表する先生方でした。その中で小生のようなものが場違いのようでしたが、新潟のインプラント学会で岡田先生からの御誘いを受けての参加で、山崎先生とはご無沙汰していたものですから お会いできるのが楽しみでした。朝、ロッカールームでお会いしたときには「おー!村田、今日は38だぞ!」と第一声、先生そんなにゴルフ調子が良いのかと思いましたが、これは液晶TV38インチが優勝商品との事でした。久しぶりにお会いしたのに、全く時の流れを感じさせない、先生の人柄に、改めて感激しました。初めてのゴルフ場ということ、偉大な先生方とのラウンドの為、チョット萎縮気味でしたが、歯科のキャリアーでは負けても、ゴルフ暦では小生も負けてるはずも無く。今日は頑張ろうと気を引き締め、いざグリーンへと気持ちを高めプレイに入りました。同伴者は 名古屋の 小野寺先生、技工士さんの宮腰さん、ノーベルの石田さん。皆さん御世話になりました。とても楽しい日を過ごせました。特に小野寺先生は300ヤード超えのドライバーショットの連続、化け物でした。たぶん参加者の中で最も飛ばしやで、このくらい飛ばされるとゴルフ好きの小生も競う気持ちもなくなりました。
 結果は初コースで89、参加者24名の中3番目のスコアー、私にとっては上出来です。優勝は 九州から参加された、九州オープンなどに出てるトップアマの先生でした。この方を持っても84のスコアーでしたので、このコース難易度が解ります。途中 岡田先生が「村田先生 ドラコン取ったよ!」と方向があり、後続の飛ばし屋の三好先生もラフかと思い、チョット嬉しかったです。
 本日のコンペはとても楽しい、有意義な集まりでした、学会上ではお話も出来ないような先生方とも交流が出来、素晴らしい先生方の人柄に触れることが出来ました。来年は更にスケールアップして行なうとのことでした。既に来年に日程が決まりました。まーなんて気の早いことかと思いましたが、ここにいる先生方多忙の為、予定だけは早めに入れるとのことでした。
またノーベルの武藤さん本当に名幹事ご苦労様でした。馬券評価は当になりませんでしたが^0^。
来年は年10月の第三月曜日に決まり、名称もノーベルバイオケアジャパンカップと決定.次回も是非予定を入れてまた参加したいと思いました。

矯正装置もファッションに!

 今月 タイにいつものように歯科治療に行った時のこと、今回は予防活動が中心の為、今後我々のサポートして活躍していただく為に看護学校へ 歯科予防の指導に行きました。対称は看護大学の学生さんです。此処でブラッシングの指導をする為に学生さんの口の中を見せていただいたら、ほとんどの方がとても口腔状態がいいのです。歯列も綺麗でとても白い歯をしていました。もちろん虫歯などはほとんど無く 中には歯列矯正もしている方が何人かいましたが、全く持って状態が良いのです。約30名程度の人数でしたが、日本人では考えられないことで、まず日本ではこの年齢では、歯列不正はほとんどの方に見られます。虫歯処置や未処置歯も見られます、金属の冠を被せた処置もありますが。ここの学生さんはほとんどが治療痕がありません、当然虫歯もありません。それに加え歯列不正がほとんど無いのです。担当教員にこの件を尋ねたら、タイでは矯正ができる生活層はかなり経済的に裕福な家庭の子供たちだそうです。では此処の学生さんはそのような家庭の子供たちかというと必ずしもそうではないようで、このことは一緒に同行していた、矯正の先生も大変興味を持っていました。私なりの見解では、此処の学生さんたちはタイ国内でも生活水準は高い家庭の子供たちと思えます。子供のころから虫歯の管理は出来ていて、この国の食文化も虫歯のリスクも少ないものとしていたのではと推測します。また歯列に関しては、専門的なことですが歯の並びがフラットで頤の発達のも良く、人種的背景や食文化により顎の発育が良く歯列不正が少ないように思えます。この成長期における発育変化は日本人と異なるように思え、その結果日本人は下顎の発育が悪くそれと同様に上顎の発育不全、歯列弓長の不足による歯列不正が多いのではと考えます。チョット専門的な内容でしたが、やはり万国何処の人々も白い綺麗な歯並びは魅力的と感じているようです。
 タイ、バンコク パッポン通りをご存知の方も多いと思います。此処は夜になると屋台が集合し 偽ブランド商品が山のように売られ、観光客や地元に人で大変にぎわってる場所です。タイの近代文化の象徴の一つのようにも思えます。此処には屋台に他に酒場が数多あり、店内では多くのタイ人の女性が働いています。ダンサーやホステスさんですが、この女性の多くの人も矯正をしていました。ここで働く人たちはそれほど裕福な環境の人ではないために、何故高額な矯正をするんだろうと思いました。タイでは美の為に整形や男性が性転換することが比較的容易です。その、美を得る為に高額な矯正をしてるのかと思っていましたが、此処での矯正はほとんどがファッションだそうです。そういえば 矯正装置につけるゴムがオレンジや黄色、黄緑 などとても色鮮やかでした。当然のように治療ではないため、費用はとても安いとのことでした。日本でも鼻ピアスや舌ピアスなどファッションとして受け入れられてるのですから これもありということでしょうか。おそらくこの国のファッションリーダー的な歌手や俳優、芸能人がはやらしたのではと想像します。しかしこの現象は 考えてみれば良いことかもしれません、日本で成人矯正は目立たないように注文されますが、この国のように ファッションとして積極的に受け入れてもらえればはるかに矯正の普及が出来ると思います。今後日本人の歯列の問題を見れば、とてもありがたい流行のように思えます。
 画像は深夜までにぎやかなパッポン通りでのワンショット
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永遠の旅人

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先日 読売新聞の社説を見ていたら「永遠の旅人」という記事が載っていました。ご存知の方もあるかと思いますが、資産家の方々が日本から居住地を海外に移し節税や資産の保全を図ることをいうようです。生活の根幹を成す、時間を海外で過ごすことで、主たる税金はその過ごした国の税法が適用されるということだそうです。このようなことはつい数日前に日本でハリーポッターの翻訳者の方への税金の支払いで国税庁が指摘したことが、報道でも話題になりました。全く庶民には関係のない出来事に感じます。このような方々と異なりますが、やはり世界中旅をすることには憧れです。私の場合、歯科関連で幾つか外国に行きます。最も多いのは歯科治療の為のタイ、8年前から毎年農村部へ無料歯科活動で、他にはフィリッピンに数回、中国にも行きました。海外歯科研修ではアメリカに何度か行き、著名な先生から指導を受けてきました。そして今年10月にはLAの審美インプラントでの権威の先生のところへ研修に行きます。海外研修の魅力は新しい知識ばかりでなく、知らない土地での多くの出会いがあります。一つには新しい友人、文化に美味しい食材、お酒、景色・・・。仕事柄そうたやすく、休むわけには行きませんが、年一回はそのような研修に行きたいと思います(現実はそうたやすくありませんが)、言葉はなかなか通じませんが、同じ仕事をしてる仲間同士目的は同じ、理解を深めることは 他の話をしてるより容易だと思います。難しい話には、わかった振りもします。しかしそれでも最後には相手も友人として扱ってくれます。積極的に話さないと、ただの観光客で終わってしまうので、下手な英語で汗かきながら会話するのも楽しいものです。何歳まで続けられるか解りませんが、英語力向上の為(本当は歯科知識向上が目的ですが、エネルギーを会話のほうに吸い取られてしまい。)と思って、当分研修会には参加しようと思ってます。
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幼児の検診と母親の質問

 今日は歯科医師会からの派遣業務で市の3歳児検診に行ってきました。天候にも恵まれた為か 歯科医師2名で60~70名程度の検診をしてきました。ここで幾つかお母様からの質問をいただきました。一つには歯に付着してる着色です。通常ステインといいますが、ほとんどが茶渋です。以前はあまり気になりませんでしたが、最近のお茶ブームは幼児までにも波及してるようで、甘い果汁や清涼飲料水よりも虫歯になりにくい為に 多くの家庭でお茶を飲ませてるようです。これはけして悪いことではありませんが、3歳児程度ですと歯磨き時に歯磨き粉を使わない方が多いようで、この茶渋が歯に付着し 全体に茶色の色素が付着するのです。このステインは取り立て問題は無いのです。子供が自分でうがいが出来るようになったら 歯磨き材を使用して歯ブラシをするようになればこのステインは自然に取れるようになります。また 歯の着色で、最も気になるのは 初期虫歯の色ではないでしょうか。通常C-0と言われる表現は歯の表面が紙やすりのようにざらざらになることで 色調としては白色に見えます。丁寧な歯ブラシによることで再石灰化により虫歯の進行は抑えられます。とかく乳歯の虫歯は進行が早いので見つけたら早期処置が必要です。また検診で質問多いことは、歯列不正です。原因は様々ですが、3歳児ごろに多く見られるのは 指しゃぶりやおしゃぶりの長期使用ではないかと思います。但しこの時期に 無理に止めさせることは無いかと思います。これは情緒の発育にかかわることも要因ですので、5歳ぐらい迄には止めさせたら良いかと思いますが 少しずつ言って聞かせれば 子供も自然に止めるものです。しかし5歳を超えるまでその習癖があると開口と言って上下の歯がかみ合わなくなり、これは自然には治癒しなくなります。また歯並びが、反対咬合の方もいます。将来を心配して矯正をしたほうが良いかとの質問もありますが、顎の発育によって自然に正常になるものも多くありますから この時期は経過観察が必要ではないでしょうか。しかし歯の叢生(歯並びが悪い 乱杭歯)は将来大人になっても、この要素はあります。今の子供たちは、細面の子が多い為、一般的に歯が並ぶスペースが不足してます。これも人間の進化の結果かもしれません。大人になって綺麗に歯が並ぶ人は益々少なくなるのではと思います。
しかしこれも、乳歯が叢生でも直ちに矯正の対象にはなりません この時期には永久歯が正しい場所に生えるように行なう咬合誘導ということを考えます。すなわち 乳歯は 永久歯の道先案内人ですので、永久歯の生え変わる時期まで出来る限り虫歯などでなくさないように保存します。また必要なら顎の拡大なども行なうことも検討することもあります。
 検診に行って 多くの子供たちを見て 全体的に口腔衛生が良いなと感じます。将来は虫歯の治療は激減するように思いますが、問題は学童期になって甘味料の摂取が多くなることでしょう、幼児期は 親の管理が行き届きますが、学童期になると、永久歯との交換が始まり、自我も目覚め 親の管理もつい甘くなります。この時期が最もカリエスリスクの高い年齢かと思いますので、80歳まで自分の歯で咬むにはこの時期の予防管理が大変重要化と思います。
 歯科検診に行って感じたことを、思うがままにに書きました。

歯周病になる人 ならない人

 毎日多くの患者さんの口におなかを拝見していると、多くの問題を抱えてる方も少なくありません。ここではその病気の中で最も多い、歯周病にスポットを当てて考えて見たいと思います。
 歯周病この言葉は以前は歯槽膿漏と言うように表現されてきました。歯茎から血が出る、歯肉が腫れた、歯がぐらぐらする、口臭がある、唾液がねばねばする、歯が前に出てきた感じがする、歯を磨くと血がにじむ、患者さんの訴えは様々ですが。ずいぶん前にTVコマーシャルで「りんごをかじると歯から血が出ませんか」というフレーズがありました。ご存知の方も多いかと思います。最近では砂時計の中の歯が砂がなくなること歯が倒れてくるCMもあります。どちらも歯周病の進行程度を表現しています。先ほどの「りんごを齧ると歯茎から血が出ませんか」程度は軽度な進行状況を表現しています。この場合歯周病の前の歯肉縁の状態でもありあえますので さほど進行は無いかと推測します。なぜなら もし歯がぐらぐらなら状態での方なら歯周病は高度に進行してますから、りんごを丸齧りはしないと思います。
歯肉縁?これは 歯周病と異なることは歯肉は腫れていていても、歯を支える骨は全く障害のない状態です。一般に歯磨きの不足や歯の生え変わりに生じたり、妊娠中のホルモンバランスが崩れた時に生じます。この場合はきちんと歯磨きを行なえば自然に治ります。また妊娠された方は妊娠中期から後期にかけてその症状は消失します。
歯周病は誰でもかかるの?この可能性は非常に高いと思います。歯周病の原因は歯周病菌という細菌が悪さをするもので、歯のある方は全てが対象となります。この菌は歯と歯肉のの境の歯肉ポケットに中に生息します。この中の環境は酸素が口腔より少なく、栄養が豊富で、湿度や温度が細菌が繁殖環境に最適な状態です。この歯周ポケットに細菌が入り 繁殖することで、歯肉が腫れたり、膿を形成したり、その周囲の骨を吸収し、更にポケットは深くなります。ポケットが3mmを超えると全く歯ブラシなどは届きませんから 更に状況は深刻になります。こうなると中度から高度に歯周病の状態です。
何故ポケットは出来るの?これには幾つかの問題があります。歯ブラシのをしっかりやらない方、もともと歯周病になり安環境の方=これは歯と歯槽骨の関係、不適切な咬合の人、特に噛み締め癖のある方、
家族性の遺伝的要因、自己免疫の対する炎症結果、自己組織破壊、など様々な要素が入り組んでいることが原因です。いくら歯を磨いていても 歯周病に100パーセント全くならない保証はないと思います。しかし軽度の場合で管理されていれば、全く日常の生活には問題はないと思います。
何故重症になるのですか? 先にも言いましたが、軽度の状態も 中度の状態も患者さんは歯周病になっても自覚してないことが問題です。この病気は別名 サイレントディジーズ と言って静かなる侵略者なのです。 冒頭に記載した患者さんの訴えは重症化したときに初めて気がつくことなのです。このため軽度の歯周病をな長年放置して悪化させることが多いのです。しかし定期健診などや他に虫歯などで歯科院を訪れる方は、口の中の検査で初期の段階で病気が発見されるので、このときに適切な処置を受け、定期的な管理をされれば 病気の進行は防げることとなります。アメリカなどではこの予防の為に歯科院へ歯のクリーニングへ行く方が大半を占めます。アメリカでの歯科治療費は日本とは比較にならないほど高額ですので、患者さんは予防をしっかりと行なうのです。
 私たち歯科医院へ来院するのは抵抗のある方も多いかと思いますが、痛くなったり 腫れたりしてくるとその部部に処置をしますから、患者さんも辛いことが多いと思いますが。痛みもなくなんでもないときに検診をしていただければ、辛い我慢もいらないと思います、治療期間も費用も少なくと済みます。特に歯周病は重症化すると歯のみならず、その周囲の骨までも広範囲に失い、その後の処置にも問題を残します、ブリッジや義歯、インプラントもうまくいかな事にもなりかねます。 ご自身の歯で一生過ごせるように、早めに検診治療をお勧めいたします。