カテゴリー別アーカイブ: 最新歯科情報

審美歯科 より自然に よりリアルに

DSC_0261.JPG
DSC_0257.JPG
当医院処置例 右中切歯を左天然歯のように忠実に再現しました。天然歯の細かい色調が再現されてます。約20色のブレンドしたセラミックパウダーを使用してます
 多くの患者さんは健康で美しい口元を希望されます。従来からの歯科治療は患者さんの痛みや苦しみ、不快症状を除去することから 失われた機能の回復へ力が注がれています。しかしながら患者さんの生活意識の向上は機能回復からより美しい口元へとエステテックの要素を取り入れた治療も希望される方も多くなりました。この審美歯科治療の発展には最新歯科マテリアル、機材の開発登場による大きな恩恵があります。
 近年のセラミックス修復には目を見張るものがあり、一つには新たしい材料の登場によるメタルを全く使用しないメタルフリー修復を可能とした、酸化ジルコニアの登場にあります。従来オールセラミックス材料は酸化アルミナが主成分でしたが、このジルコニアの登場で著しい強度を持つことが出来ました。このことは大きなブリッジワーク処置が可能となったことや インプラントの支台部分の製作、上部構造体の製作を可能とし、ジルコニアの性質は生体に対して高い安定性の為歯肉の炎症などは全くないようです。元々セラミックスは最も安定した材料の為、プラークの付着も少ない為に歯周病に対しても有効な素材と言えます。更に最近ではこのセラミック素材を巧みに使いこなせる技工士さんの登場で、従来では想像もつかない、冠やブリッジの上部構造ができるようになりました。最も再現の難しい1本の歯を作る場合、両隣の歯の細やかな形態や色調を再現するには大変な作業です。これを患者さんの口腔内を見ずに再現するには、近年のデジタルカメラによる情報も欠かせません。また、どんなに素晴らしい技工が出来たとしても精密な印象や形成は私たち歯科医が提供しなくては、本末転倒です。最新マテリアルと素晴らしい技術のコラボレーションによって現代審美歯科は支えられいます。
  
            医療法人愛光会 理事長 村田功

夢の歯科材料へ

先日 所属学会の総会で九州大学生体工学科 教授石川先生と面白い話で花が咲いた。先生は大学で生体材料の研究を専門とされてる方で、人工生体材料のエキスパートである。元々先生は 化学出身の先生で、大学教授になる前は大手の企業で研究者として働いていたとの事でした。その知識たるや私たち歯科医が全く知らない事も多く、酒の肴は分子生物学で盛り上がりました。私も 理工学は嫌いなほうじゃないので 先生も話が途切れず、歯科のこれからの展望や新しい生体材料の開発について夢を語っていました。現在歯科治療で使用されているチタン製インプラントの表面構造については大変面白い見解を持っていました、そしてその欠点を補う研究も随分と進んでいる事、近い将来 スーパーインプラント登場もあるかもしれないと思う内容でした。

患者さんからの質問 審美治療って?

DSC_0008.JPG術前  DSC_0178.JPG術後
上の二枚の写真は左側が治療前 右側が治療後です。審美治療を目的として来院された患者様口の中の状態です。では多くの患者さんか審美治療とは?との質問を受けます。あまり専門的な説明は控えますが、審美とは顔と口と歯の総合的なバランスが取れた状態であると考えます。歯の周囲は歯肉があります。歯と歯肉の関係は健康な歯肉に保持された歯があります。また歯の並びは唇のカーブに沿った状態に並び 顔の真ん中から左右対称適にほぼ垂直なライン上にカーブを描いたように並ぶことがバランスの良い歯並びと考えます。また一つ一つの歯の形は、患者さんの顔を形成する重要な部分ですので、色や形はとても重要な要素で、顔の白い方は明るいカラー、骨格の張った顔貌のかたは角ばった歯を選びます。一概に審美と言っても全てが以上のことに当てはまるわけではありませんが、おおよそのガイドラインの上患者さんの要望を取り入れて決定して治療を進めていきます。
最近は審美=白い歯と考えてる方も多くいるようですが 決して歯を白くすることばかりが審美ではないということも解っていただきたいと存じます。上の写真は患者さんが十数年前に入れたセラミックの冠が不適合となり再処置を希望され来院しました。患者さんとよく相談した上で 限りなく元々あったご自身の歯の再現を目標としました。患者様もそれを望み 若くして失ったほ歯を取り戻したとの願いがありこのような処置としました。色や 形は理想的な審美治療とは言えないかも知れませんが、患者様の個性を再現出来、とても喜んでいただけたようです。
 一言で審美治療を説明するには難しいことですが、歯科治療をするうえで審美治療を避けることは出来ないのです、特に前歯はその患者さんの個性を表現する重要な部分ですから、歯と口元、顔との関係を
とても重要視する治療が審美治療です。

口紅感覚のクイックホワイトニング

P1000940.JPGP1000942.JPG
 このホワイトニングはいつでも簡単にご自信が行なえるおしゃれな、優れものです。ハリウッドの女優さんやモデル方で流行してるとのこと、バッグの中に携帯して、口紅をつける感覚で使用します。最良の使い方は、一度完全なホワイトニング後の後戻り防止に使用されるのがベストのように思います。
詳しくは当院までお尋ねください。

認定医から専門医へ

このほど 日本口腔インプラント学会の指針で現在のインプラント認定から名称が専門医へと変更となりました。このことはより高い専門性が求められ、知識 技術の取得を意味するものであります。現在、日本口腔インプラント学会認定取得の為にはかなり高いハードルがあります。これがまた認定医から専門医制度になるとこの資格をす得するには、今まで以上に時間と労力がかかり大変なこととなるようです。私自信は現在認定の為 この専門医を取得するには、全く初めての方より取得しやすいようですが、専門医の称号をいただく以上、今まで以上に精進し、技術向上を図らなくては専門医とは名ばかりになってしまうと思います。まずは、専門医獲得の為に9月14日の午後から行なわれる、日本口腔インプラント学会 九州学術大会の専門医認定講座の受講をしなくてならない為に、私事で患者様にはご迷惑をおかけしますが9月14日金曜日午後から16日 日曜日まで診療は学会参加のため休診といたします。ご容赦お願いいたします。

安心 安全 安価なインプラント治療を目指して

iwase%20hiromitu.orp.jpg
この写真は、当歯科院で インプラントを希望されれる患者さんの術前診断です。患者さんのCT画像からコンピューターにより3次元構成した、患者さん自身の骨の状態を再現し、適切な場所へ、適切なインプラントを計画します。この画像診断のおかげで、骨の薄いケースや、難しい場所へのインプラントの処置計画も出来、事前に患者さんへ説明も出来るようになりました。術前の適切な診断は、必要で十分なインプラントの数や形態の決定も出来ます。村田歯科院では 3種類の異なったインプラントの選択で、不必要な外科処置の回避を目指しております。このことは 費用を抑えるばかりか 外科的侵害も小さく出来、患者さんにも優しい治療を提供できることと考えます。この写真の患者さんではインプラントを8本処置する計画ですが、骨幅の広い部分は歯肉を開かないで処置、できることがわかりました。患者さんも安心されることと思います。このように現代のインプラント治療は 術前診断が大変重要となってきました。安心 安全、安価な治療を目指した、治療を提供できることとなりました。

最先端の歯科治療 ヒールオゾン療法

先日TVでも紹介されていた、最も新しい歯科治療として、オゾンを利用した治療方法があります。
日本ではまだ未承認の機器ですが、ドイツ KaVo社で開発され、細菌に犯された歯牙の90から100パーセントの細菌を除去できるとの報告もあるようです。以下にこのヒールオゾン療法の特長をKaVoのHPより報告させていただきます。

安全で実証済みです、ヒールオゾンの効果
幅広い症例に活用可能:
根管治療、フィッシャーカリエス、ピットカリエス、根管・歯頸部カリエス、矯正、知覚過敏
すでに世界中で 200,000ケースに使われています
満足した患者さんの数> 95 %
ベルファスト、ロンドン、ミュンヘン、ベルンからの学術的報告がなされています
安全なシステム: 術者、アシスタント、患者さんがオゾンを受けることはありません
20秒でおよそ 99,9%のバクテリアを死滅させます
治療後、数週間で自然に歯の再石灰化が行われます
1回の治療でエンド治療をすべて完了することが可能です
痛みなし、カリエスなし
麻酔なし、ドリルなし、痛みなし。不安がる患者さんには最適です。
治療後の副作用なし
しばしば充填が必要ないケースも
健常な歯質が傷つけられることはありません
治療を受けた歯牙は、カリエスの攻撃に強くなります
ヒールオゾンは実際どのように作用するのか?
カリエスのエナメルとデンチンはオゾンを透過します!
オゾンがバクテリアの99%を非活性化させます
バクテリアの酸が中性化されます
中性化が進行します
中性化された物質がミネラルとして蓄積されます
患者キットを利用してさらにミネラルを投与します
再石灰化のプロセスは 4 – 12週
または: シーリング
titel_sigel_globe2_De.jpg
 多くの論文でもその効果は証明されてるようで、歯を削らないずに治療が出来ることは患者様も私たち歯科医も朗報だと思います。

BOSTO5東京例会のお知らせ 

 来る 4月22日日曜日にBOSTON5オープン例会を開催いたします。今回の特別例会は 現在の歯科治療におけるインプラントを中心とした治療のガイドライン的な内容で、咬合からは内藤正裕先生、小嶋嘉先生両先生からの貴重なご講演をいただく予定です。わがクラブからは会長小川 副会長の木村両先生からのプレゼンテーションとしてインプラント修復について、前歯審美領域から多数歯欠損症例へのアポローチについて、All-ON4応用についての抜歯基準などにわたる、多義な内容となってます。近代歯科治療において多大な業績をお持ちの内藤先生、小嶋先生を囲んで4名の演者での検討会も興味深い内容となると確信します。既にインプラント治療を行なってる先生がやこれから導入を考えてる先生方、また改めて咬合や今日の歯科医療につい考えたいと思ってる先生方は是非ご来場ください。  
                    事務局 村田歯科院 村田功
img024.jpg

目立たない矯正装置 クリアライナー

 歯並びを治したけど、矯正装置をつけるのが・・・。と考えてる方や、仕事柄、話す機会の多い人などは、矯正治療を受けたくても、消極的になりがちです。他人に解らず、仕事や食事中に気にしないで、矯正が出来たらとお考えの方は、新しい矯正装置のクリアライナーを使用したらいかがでしょうか。症例により全てに適用とは言いがたいですが、乱杭歯などには適用な装置です。効果的な使用方法は出来る限り長く使用することが決めてですが、外したいときにはご自身ではずせる為に、人前で、仕事や会話には不自由さを感じません。この装置は3週間程度で歯の動きに対応して作り変える必要があります
が、透明な薄いプラスチックの為に装着時の違和感が大変少ないことも特徴と言えます。
%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC.jpg
平塚市 ホワイト矯正歯科院 山田先生ご提供

虫歯予防に「赤信号」

7月20日付け 共同通信社の記事に以下のような掲載がなされていました。引用掲載させていただきます
虫歯予防に『赤信号』 4月の診療報酬改定で
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年7月20日】
 今年4月の診療報酬改定で、歯の定期的なチェックなどに保険適用の制限が設けられたため、これまでの「歯周病予防」や「虫歯予防」のためのケアが受けにくくなるなどの影響が出ている。特に治療する歯がなくても、定期的に歯石除去などのクリーニングを受けることが定着してきただけに、歯科医からは予防の後退を懸念する声が出ている。
 定期的な歯の状態のチェックや指導、歯石、歯こう除去などの「メンテナンス」は、これまで診断後に歯科医からの口頭での説明があれば無期限で受けられたが、4月以降、診療報酬を請求するためには、患者への治療などの計画書の提供や患者の署名が必要になった。
 期限も原則1年、最長2年に制限。途中で歯が欠けたり、虫歯になったりして治療が必要になっても、新たな治療については診療報酬を請求できない仕組みとなっている。
 東京都の東京勤労者医療会代々木歯科の小南泰雄(こみなみ・やすお)所長は「メンテナンスは、歯周病予防などに効果的で、患者さんからも続けてほしいという声が強い。予防を重視する方向に来ていただけに残念」と、予防の流れが止まることを心配する。
 歯周病予防などの口腔(こうくう)ケアは今年4月から介護保険の予防給付に、新たにメニューとして加わったばかり。医療と介護で足並みが乱れた形になっているとの指摘もある。