患者さんからの質問 審美治療って?

DSC_0008.JPG術前  DSC_0178.JPG術後
上の二枚の写真は左側が治療前 右側が治療後です。審美治療を目的として来院された患者様口の中の状態です。では多くの患者さんか審美治療とは?との質問を受けます。あまり専門的な説明は控えますが、審美とは顔と口と歯の総合的なバランスが取れた状態であると考えます。歯の周囲は歯肉があります。歯と歯肉の関係は健康な歯肉に保持された歯があります。また歯の並びは唇のカーブに沿った状態に並び 顔の真ん中から左右対称適にほぼ垂直なライン上にカーブを描いたように並ぶことがバランスの良い歯並びと考えます。また一つ一つの歯の形は、患者さんの顔を形成する重要な部分ですので、色や形はとても重要な要素で、顔の白い方は明るいカラー、骨格の張った顔貌のかたは角ばった歯を選びます。一概に審美と言っても全てが以上のことに当てはまるわけではありませんが、おおよそのガイドラインの上患者さんの要望を取り入れて決定して治療を進めていきます。
最近は審美=白い歯と考えてる方も多くいるようですが 決して歯を白くすることばかりが審美ではないということも解っていただきたいと存じます。上の写真は患者さんが十数年前に入れたセラミックの冠が不適合となり再処置を希望され来院しました。患者さんとよく相談した上で 限りなく元々あったご自身の歯の再現を目標としました。患者様もそれを望み 若くして失ったほ歯を取り戻したとの願いがありこのような処置としました。色や 形は理想的な審美治療とは言えないかも知れませんが、患者様の個性を再現出来、とても喜んでいただけたようです。
 一言で審美治療を説明するには難しいことですが、歯科治療をするうえで審美治療を避けることは出来ないのです、特に前歯はその患者さんの個性を表現する重要な部分ですから、歯と口元、顔との関係を
とても重要視する治療が審美治療です。

2008年9月19日 11:55 AM  カテゴリー: 最新歯科情報