気軽に審美歯科治療

 近年、患者さんの歯に関する審美的関心は高まる傾向にあります。その多くが、前歯の歯並びや色調を気にされます。健康で美しい笑顔は、誰でもが憧れをもち、誰しもが好印象を持つものでしょう。
 ご自信の歯並びを気にされる方はまず、歯列矯正考えると思います。しかしながら、一般的な矯正装置は歯にブラケットを付けワイヤーを装着することから、成人の方にはつい敬遠されがちです。近年では目立たないような セラミックブラケットや白くコーティングされたワイヤーを用いて目立ちにくくする方法や歯の裏側に装置を付ける方法などもありますが、清掃困難、発音がしにくいなどの欠点もあるようです。
多くの方は、人に気づかれず、歯並びを治したい、仕事をしているので装置を付けたくない、とい言うような要望をお持ちではないのでしょうか。1997年にアメリカで開発された、透明な薄いプラスチック製のマウスピース型の矯正装置が臨床で用いられています。幾つかの名前で商品化され、その材質や使用方法はそれぞれ異なるようですが、インビザライン、クリヤーライナー、アクアフレーム、などと呼ばれる装置があります。これらの装置の特長は数週間ごとに新しく取り替えながら歯を移動していくシステムで、目立たず、人に気づかれにくい。食事やブラッシング時に簡単に取り外しが出来ることや、同時に歯を白くするホワイトニングも併用可能なために、成人の方には大変受け入れやすい方法のようです。
適応としては軽度な叢生(乱杭歯)や歯冠離開などの症例にはもっとも有効のようです。
しかしながらご自信での取り外し可能なために患者さん、ご自信の治療への協力度が肝要となります。この装置は現在アメリカ、カナダの7割の矯正医で使用されているといい、日本でも成人矯正を希望される方への需要は高まるものと考えます。
多くの患者さんは健康で白く美しい歯を求めます。それはご本人の自信にもなるものだと思います。周囲の方にも好印象を与えるものだと思います。しかしながらその美しさは健康に裏付けられた美であることが肝要なのです。
マウスピース型矯正装置のお問い合わせは当医ホームページ、問い合わせコーナーよりご連絡ください。
 院長 村田功

2008年5月9日 4:59 PM  カテゴリー: ホームページからの情報