2007年04月13日

審美治療の先に見えるもの

 当院への来院の患者さんは前歯を綺麗にしたいと依頼されるこも多々あります。口の中を拝見すると 確かに、前歯に被せた冠と歯肉の間の隙間のあるものや、冠の形態 色調の悪いもの、外傷により破損した前歯、歯列不正によるもの 虫歯の修復後の変色など様々です。まず患者さん主訴を聞きます。その後、奥歯の状態を見ます。欠損してるところがないか、虫歯によるかみ合わせの崩壊してる場所はないか、被せてある冠が磨り減って 前歯を圧迫していないか、習慣的な異常なかみ合わせはしてないか等、診査させていただきます。なぜなら、奥歯の欠損やかみ合わせの低位は必ず前歯に障害をもたらします。歯に問題なくても 歯周疾患があると臼歯での咬合が不安定となり前歯を揺らすことになり、結果歯茎は下がりせっかく被せた冠と歯肉の境目が生じて審美障害となります。またそれとは逆に臼歯はなんともなくとも、前歯だけに問題もあることも多いと思います。我々歯科関係者の技術不足のため適合制度の高いものが出来ないことや、色調や形態の不良なものもあると思います。
 審美治療を行なうときはまず臼歯の咬合関係を適切なものにします。これが出来ないとせっかく高価な物を前歯に入れても 数年で結果は見えてきます。患者さんとの信頼も壊れます。審美治療はまず口腔機能、かみ合わせの安定を獲得してから次最終のアプローチをしないと意味のない結果になりかねません。しかしながら患者さんは主訴が前歯を治したいですから。治療開始から時間が立つのも耐えがたいことですので、先に治療の基準となる仮の前歯を製作してから、臼歯咬合の治療を行い、そのご前歯に移ります。
 前歯の最終補綴物の製作には特に神経を使います。患者さん期待を裏切らないようにする為には、最良の仕事をしなくてはなりません。長い時間をかけ、治療してきた集大成のセラミック冠をセットするときは その出来具合に、私も緊張を隠せません。口の中に仮装着して、その出来具合に満足し綺麗になったと確認できるまでは はらはらドキドキです。患者さんに鏡を見せて「いかがですか?」と尋ね、「わー綺麗!先生良いです」と返事をいただくとホット安心いたします。最終補綴をセットして診療室を出る患者さんの笑顔はとても素敵です。翌週にかみ合わせの確認と装着物の形態や色調の確認で再来院していただきます。清清しい顔つきで診療室に入室したときには、満足されたんだなと思い、良い結果が出来てよかったと思います。患者さんにいかがですかと尋ねると、家族の方や友人からも綺麗になったねとほめられましたといってくださいます。私は口元ばかりが良くなったのではなく、その方が健康で元気になり身体共に綺麗になったように思えます。口元が綺麗になることで、自信にあふれ活動的になった結果、美しく見えるのではないでしょうか。たかが審美 されども審美治療だと思います。

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2006年11月28日

患者さんと対面して話が出来るように

 先週、5台ある診療台の1台を取り除きました。診療台の下の床は機械の赤錆で染まり、時代の流れを感じました。診療室が出来18年、2代目の診療ユニットから10年目たった床の色です。リムーバーでこすっても、床に染み付いた赤錆は取れませんでした。今度この場所に、患者さんと治療相談が出来るカウンセリングコナーを作ります。いつもは診療ユニットに座った患者さんの横でレントゲンや模型、鏡を持って説明をしてますが、もっと具体的に、わかりやすく治療方法などをお話する為に、この場所を利用します。床は一部張替え、テーブル、椅子を置き、パソコンのモニターでCTの3次元画像による手術シュミレーションや模型、写真を説明用ツールとして患者さんと対面した形でコンサルテーションを出来るようにしたいと思っています。患者さんと対面して話を出来る、環境を以前から作りたいと思っていましたので、やっと実現できる事となりました。特に初診の患者さんには、治療を始める上で術前の説明や患者さんからの質問に答えることはとても重要で、より良い治療結果を得る為には欠くことのできない事です。しかしこの1台の診療台の存在は大きく、4台となった今では歯科衛生士と私と診療台の取り合いとなってしまい、患者さんの予約にも影響が出てくる状態です。しばらくするとその状態からも脱することと思いますが、早く新しい環境に準じた診療体系を作りたいと思ってます。

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2006年03月28日

Well Come To All Ceramic Wold

ようこそ、オールセラミックスの世界へ
 今審美歯科世界は新歯科材料の導入が盛んに行なわれています。特に 従来の金属焼付け陶材冠
メタルボンドクラウン から酸化アルミナスに移行し、今は更に強度の高い 酸化ジルコニアへと材料の推移があります。これらのマテリアルは何を変えたかといえば、従来のオールセラミックス修復は単独歯のみにしか対応できない状態でした。1歯から数歯欠損のブリッジには対応できる強度を持っていませんでした。このことは 金属アレルギーなどを持った患者さんに対してメタルフリーとしての装着物の限界を示すものでしたが、酸化ジルコニアの登場で、真のメタルフリーの時代がやってきました。金属を使用しない利点とは?
1 金属イオンの流出による 歯肉の黒変がない。
2 金属アレルギーの心配はない。
3 冠の辺縁が 露出しても審美感を損ねない。
4 印象や形成時に歯肉深く冠の辺縁を設定しなくても良いので 精密な型取りが容易になる。
5 色調の再現性がいいため 自然な色合いの修復物が出来る。
6 高強度の為破損 破折が少ない。
7 比重が小さい為軽くて強固な装置が制作できる。
8 メタルや天然歯に比較してプラークやステインの付着が少ない。
9 永久的に色調が安定でしている。 変色がない。
以上のような利点があると考えられます
DSC_0056.JPG
上記の画像は国内で初の100パーセント酸化ジルコニアによって制作された下顎前歯4本ブリッジです。 当院ではこのように歯科学的根拠に基づいた安全で生体に優しい歯科材料を提供しております。

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2006年03月02日

インプラントVSブリッジVS入れ歯の治療比較

■従来の治療方法とインプラント治療の比較について
インプラント fig1.jpg


良い点
噛む力が天然の歯の80%位まで回復します。(違和感はほとんどありません)
歯肉の内側から天然歯が生えているように見えますので、審美性に優れています。(ケースによっては天然歯とほとんど区別がつかないような治療が出来る場合もあります。)
インプラントはそれ自体で顎の骨に埋め込んでいますので(自立式ですので)両隣の歯を削って支える必要はありません。
留意点
インプラントを顎の骨に埋め込むための手術が必要です。
手術が出来ない症例もあります。
治療費用
インプラントは健康保険の適用外ですので、自由診療となります。
各人の手術の難易度が違うこと、また、治療の範囲により埋め込む本数が変わります。必要な費用は事前の診断により算定されます。


ブリッジ fig2.jpg



良い点
固定式のため装着しても違和感はあまりありません。
部位(場所)によっては、天然歯と区別なく見えることあります。
留意点
ブリッジはその名のとおり、失われた歯を両隣の歯で支える仕組みになっていますので、1本の歯を治療するために、たとえ両隣の歯が健全であっても削ることが不可欠となります。
支えとなる両隣の歯に負担がかかり、将来、その歯を失う確率が健全歯と比べて高くなります。
ブリッジの真ん中の部分(歯根がない部分)は歯肉との間に隙間が出来て清掃しにくくなります。(口腔衛生の状態が不衛生になる確率が高まります。)
空気がもれて発音がしにくいとか、相手からは聞き取りづらくなることがあります。
治療費用
健康保険適用の材料を用いれば、保険の適用範囲となります。
使用材料が自由診療の材料となる場合は自由診療の費用となります。


入れ歯 fig3.jpg


良い点
ブリッジの治療では行えないような多くの歯を失った場合(総入れ歯のような)にも用いることが出来ます。
隣の歯を削る必要がありません。(ケースによっては隣の歯にバネのようなもので固定する場合もあります。)
留意点
バネによりブリッジの場合と同じように、隣の歯に力の負担がかかることがあります。
噛む力は天然歯に比べて30%位に減少します。
固定式ではないため、食事中や会話の最中にはずれたりすることがあります。
取り外して入れ歯の手入れをする必要があります。
入れ歯と口腔粘膜の間に食べ物が挟まったりして、衛生状態が悪くなることがあります。
治療費用
健康保険適用の材料を用いれば、保険の適用範囲内となります。
使用材料が自由診療の材料となる場合は自由診療の費用となります。

此処の掲載記事は専門機関からの文章並び写真をお借りしております。

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2005年06月01日

患者さんの笑顔のために

 患者Kさんは10ヶ月前に来院されました。まだ20代の女性です。治療希望は綺麗な歯になりたいという要望でした。口の中を拝見させていただきましたところ虫歯はほとんどありませんが、歯列不正と 前歯の神経を取ってあり歯が変色し、一部破損しておりました。口腔内全体的には歯肉が炎症を持っていて軽度の歯周疾患もあり、歯は全体的にステインがついた状態でした。Kさんに状態を説明すると、ご自身の歯並びが気にかかってるとのことで、矯正の希望もありました。確かに歯列アーチが大きくて歯が波打った歯列不正でした。ここで抜歯して歯を並べるかどうか迷いましたが、Kさんの明るく笑った顔から見える綺麗な歯並びを想像したら、抜歯しないで矯正をして、綺麗な歯にしようと思い、Kさんに治療方針を説明し、理解をいただきました。まずは基本治療の歯周治療を終えてから矯正治療を行い、抜歯をしなかった為役6ヶ月の期間で矯正治療はほぼ終了しました。その後 全体の歯のホワイトニングをして最後は破損した前歯をオールセラミックでやり変えて治療は終了しました。治療終了後のKさんは大変喜んでおられました。友人や 家族からもしかして彼からも?褒められたとのことでした。私もうれしく思います。Kさんの治療をさせていただき、私自身も勉強させられました、矯正治療で抜歯するかどうか、結果的に抜歯しなくて良かった症例です。彼女も自信が持てて、最初来たときは口元を気にしてあまり笑顔を見せませんでしたが、今は自信たっぷりな笑顔を見せてくれます。きっと仕事でも友人の前でも明るく振舞っているんだろうなと思います。歯が綺麗になったほか歯肉の色も綺麗な薄ピンク色になり、歯と歯肉の色形の調和が取れ健康な口腔環境が獲得されました。まさに審美歯科の求める形です。私はKさんや他の患者さんでこのような治療を行なってますが、歯が綺麗なることでその人の性格まで明るく前向きになるように思えます。治療期間中我慢をさせられ絶えてきた患者さんから感謝されると、此方のほうこそ頭が下がります。そして美しい笑顔を見せられると私も協力できて良かったと思います。改めて辛い治療に耐えていただいてる患者さんに感謝する想いです。

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2005年04月12日

矯正専門医の治療開始をいたします

従来より当医院では矯正の治療を行ってきましたが 矯正患者の増加に伴い専門医の治療を開始しました。平成17年5月より矯正専門医の診療日を毎月一回行います。5月は13日金曜日午後2時30分より19時まで行います。矯正の治療患者様 相談の患者様は事前に予約の上来院ください。尚 矯正の相談のみの方は無料ですので お気軽にお問い合わせください。
次月の治療日は改めてお知らせいたします。
      平成17年4月17日 村田歯科院 院長

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2004年08月13日

インプラント治療のその後

平成12年に私自身インプラント治療を友人のBOSTN5メンバー小川先生に処置していただきすでに4年が過ぎようとしております。言うに及ばずいたって好調に機能しており、おかげで周辺の歯の保護もでき、毎日の食事も楽しくいただけてます。インプラントに感謝・・いや小川先生に感謝です。私自身は患者様に年間でかなりのインプラントの埋め込み処置をしておりますが、私自身、インプラント手術経験者なため患者様の手術の際には不快感のないように十分に注意してオペを心がけております。その結果のためか過去数100本の処置をしましたが、現在まで1本の除去もありません。このようなことをサバイバルレート100%と学会などでは表現します。以前では5年間の保存で成功としましたが、現在では10年間の残存率平均が95%というデータも出てます。私の症例でも10年間95%以上の成績を残したく思ってます。最近では私の家内や母親にもインプラント処置をして機能回復をいたしました、以前歯科治療をするときには、何時も自分の身内にするつもりで処置をしなさいと先輩の先生に言われたものです。インプラント治療について悪い表現をする先生もおります。私は本当に悪い治療であるなら自分自身にもしませんし、私の大事な家族や患者様にそのような治療は選択できません。しかしいくら高度な治療といっても将来再処置が必要となってくるかもしれません、これは人工物の宿命と思っております。このことはインプラント治療に限った事ではありませんが、医者の責務と思っております。

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2004年05月22日

歯科医療もアンチエイジングへ

19_1.jpg アンチエイジング「抗加齢療法」は美容の世界から広まり、医療では美容外科の領域で皴とりや肌のリメイクなど一般的に若返り治療として受け入れられ多くの方に処置されています。最近あるTV番組でアンチエイジングの特集を放映していました。その内容の中で口腔インプラントも紹介されており、今まで入れ歯で過ごされた方がインプラント治療により咀嚼機能の回復のみならず素敵な笑顔まで手に入れることができるようになりました、番組に出ていた方は氷を噛み砕き食べれるのがうれしいといっておられました60歳超えた女性の方ですよ、まさにアンチエイジングだと思います。最近は歯を白くしたい方が増えててます、以前ですと年相応な色にしてくださいと言う希望が多かったのですが、総義歯の方でも白い歯を望みます。最初は私も抵抗がありましたが、白い歯にした結果患者様の笑顔見ると、大変若く見えます。歯肉の漂白も若さを取り戻せるようです。白い歯に美しいピンク色の歯肉、これまさにアンチエイジングであります
。現在は年相応などと言う言葉は存在しないかも知れません、人間は何時までも元気で若々しくいたいと思うことはごく自然のことなのですから。

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2004年02月05日

朗報!いびきが治って快適生活

mtm_04.jpg スリープスプリントを治療に用いるようになって、多くの患者さんからいびきが無くなり家族から感謝されるようになりました。夜間熟睡できるようになり昼間眠くならなくなったなど評価をいただきました。一人の患者さんで内科医の方は医学的な評価をいただき、血圧の効果、食欲増進、手足の冷え性の改善などの全身症状に対しての効果があること。歯科的には、口呼吸の改善による歯周病の改善,口腔乾燥症の予防改善などが認められます。皆さんもご存知のようにいびきは周囲の方に迷惑をかけるばかりでなく、重症になると呼吸が一時的に停止します、これが睡眠中に何度も生じることを無呼吸症候群と言いますが、意識化では睡眠をしているつもりであっても、体はこのとき覚醒をしているので十分な睡眠が取れません、これの弊害は昼間眠くなったり、集中力を欠如したりしますが。内科的には生体内の酸素不足を招くため、それを補うように心臓は活発に働かなくてはならないため、血圧の上昇,心筋の肥大自律神経の失調など様々身体に負担をかけることになります。快適な睡眠は健康な体を維持するために不可欠です。簡単なマウスピースの装着で快適な睡眠を得られる。スリープスプリントをお勧めします。

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2003年12月10日

麻酔って痛くないの?

歯医者で多くの方は麻酔をしたことがあると思いますが、いかがだったでしょうか?多くの方は歯科治療が痛いので麻酔をしていただきたいと思ってますが、その麻酔も痛いからどうしようかなと思っているのではないでしょうか。歯科治療では他科より麻酔を使う頻度が多いと思います、その理由の一つは歯科治療は元来外科治療だからです、表現はふさわしくありませんが切った、貼ったの世界です。だから麻酔を使うことが多いのです。患者様も麻酔をされるのはストレスですが、私たち歯科医師も結構神経を使います、患者様の痛い顔を見るとツイ麻酔の手を緩めてしまいます。痛くない麻酔があったら患者様はもとより私たちもとても気が楽です。そんなことをずっと思って試行錯誤をしてきて幾つかの回答を得ました。まず使用器具の改善、テクニック見直しによってほとんど無痛の麻酔が出来るようになったのです。これは患者様のもならず私たち医療人にとっても朗報です。歯科大学時代麻酔学を学びましたが、麻酔のシステムや薬の作用などで、患者さまにどのような麻酔をしたら良いか教えてくれませんでした、だから麻酔は痛くても効けば痛みが取れるから大丈夫だと思って我慢させる麻酔しか憶えてこなかったのでしょう。でも麻酔の注射は痛くありません。そんな治療法もあります。

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